効果的な自己PRの方法について

就職活動や転職活動で、もっとも大切なポイントとなるのが、自己PRではないでしょうか。

自己PRとは、就職活動や転職活動の面接試験などで、自分の長所、アピールポイントを紹介することです。

上手な自己PRのためには、自分の長所と短所について、把握しておく必要があります。たとえば、積極的であるとか、忍耐強い、協調性があるなど、それぞれのアピールポイントを、日ごろから考えておく必要があります。

また、自己PRを就職活動や転職活動で、効果を持たせるためには、そうしたアピールポイントについて、具体性を持たせることが必要です。

就職活動や転職活動で顔を合わせる面接官は、就職希望者とは面識がないことがほとんどです。

つまり、初対面の相手でも、理解してもらえるよう、具体性を持った自己PRが大切になるのです。こうした自己PRは、やはり、付け焼刃ではなかなかできません。

日ごろから、自分自身について掘り下げて考える習慣をつけると、いざというときの、自己PRもしやすいのではないでしょうか。

それでは、自己PRについて、どのように具体性を持たせることができるのでしょうか。

それには、実体験に基づいていることが必要になります。ただ、自分は積極性がある、協調性があるとアピールしても、相手には真実味や現実感をイメージできません。

たとえば、学生時代や、前の職場で、どのような場面で積極性や協調性を発揮できたのかを思い起こしてみることです。

そうした、アピールポイントは、自分ひとりで考えても、なかなか思い浮かばないかもしれません。

たとえば、サークルの仲間や、家族、友人ら周囲の人たちに、自分自身について、どう思うかということを尋ねるのも、上手な自己PRに欠かせません。

また、自己PRのポイントを思い浮かべることができたら、具体的に、ノートなどにまとめるといいのではないでしょうか。

そうしたほうが、筋道だった、自己PRにつながる可能性があります。そうした自己PRにつながるエピソードは、なるべく具体性を持っているほうが、相手にも伝わりやすくなります。

そのためには、その自己PRにつながるエピソードについて、できるだけディテールを重ねることが必要になります。

そのその自己PRにつながるエピソードは、どういったとき、どのような状況だったのか、また、どのような人たちが関わっていたのかなどを、具体的に思い浮かべます。

そうした工夫の積み重ねによって、初対面の面接官にも、就職希望者自身がどのような人柄であるのか、ということをイメージしやすくなります。

自己PRの例文を参考にしましょう!

企業の社風や理念、活動に共感を抱き、企業にとって必要な人材であることのアピール

自身のスキルが求められているものとマッチしてることは重要なポイントですが、人事採用側からは、企業が求める人材はこの人が会社にとって有益な人物であるか、どの部分に惹かれて会社を選んだのかの志望動機に重点を置いている事が往々にしてあります。

スキル面が同条件の候補が複数名居た場合、採用可否は面接になりますが、重要な部分はこの志望動機です。

自宅と勤務地が近いから、給与面が希望条件だから、週休二日の条件が合うからなど様々な志望動機はありますが、これらの志望動機の場合、人事採用の担当からは、この志望動機であれば、うちの会社じゃなければならないのかというマイナス要素の意識が生まれます。

では会社として本当に欲しい人材はどういう人材なのかというと、会社の社風や理念に共感を抱き、この会社でなくては出来ない事があるために、この会社に応募したというような志望動機を持っている人です。

具体的に会社の特定の活動に対して憧れや自分も一緒にやりたいという情熱を含めた志望動機としておくと人事採用側の印象はまったく違うものになります。

即戦力を求める企業の場合は、一概にこのような志望動機よりもスキル面や経験面を第一に考えるケースもありますが、これから育成しようとするような企業ではこのように会社に対して好意を持ってくれる人材の方が望ましいと考えています。

あわせて、会社に採用された場合の中長期的な活動のビジョンを持ち、意欲が高い、向上心がある、会社にとって将来の人財になれる見込みのある人であるというアピールを行うことで、他のライバルとの差を付けることが出来るでしょう。

ただし、1点だけ面接の際に気を付けなければならないことがあります。人事採用側の役職クラスの人は上記のような考えを持っている人は多いですが、中にはマニュアル型の担当者もいるということです。

マニュアル型の担当者は面接の態度やマナー、応対や日本語の使い方等を点数をつけるかのようにチェックしている人が多いのが特徴です。

自身の情熱を語ることに注力し過ぎると必要最低限の応対などが抜けてマニュアル型の人事採用担当者からマイナスを付けられてしまいますので、面接の際は自己アピールを7とするならば、受け答え、マニュアル型への対策を3くらいの配分で行うことが理想的と言えるのではないでしょうか。

いずれにせよ、面接まで進んだということは基本的なスキル要素は企業側が求めるものにマッチしているケースが多いため、如何に企業側に対して自分自身が採用されることによって与えるメリットと有益な人物であるということを印象付ける事が採用への近道となり得るので、採用面接の際に参考にしてください。

複数回転職している場合の、自己アピールの仕方

今回、御社に応募させて頂いたのは、御社の手掛けている事業にとても興味を抱いたからです。

そして、これまで自分が経験し、身に付けてきたスキルも、少なからず役立てるのではないかと思ったことも理由の一つです。

もちろん出来る事ならば、すぐに即戦力として少しでも業績に貢献し、役立てればと思っております。

しかし、決して独りよがりになったり、自分の今までの経験を過信したりせずに、一緒に働く方々とコミュニケーションを取りながら、柔軟に対応しつつ、常に最初は確認を取りながら、着実に仕事に取り組みたいと思っております。

幾つかの会社での勤務を経験してきたことで、得た物は沢山あります。が、その中でも、コミュニケーションの大切さは、身をもって知ることが出来ました。

もちろん、技術や経験も、仕事を着実にこなし成果を上げる為には重要です。

しかし、一人で出来うる事には、限界があるのも事実です。個人が、積極的に仕事に取り組むことは大前提ですが、協力し合うことで、一人では成し遂げることが無理な案件であっても、結果として成果を上げることが出来ることを、身をもって経験しました。

誰でも、得意な分野だけでなく、不得意な分野があるのが、普通です。しかし、お互いに補いあい協力することで、大きな結果に結びつけることが出来ます。

その為には、コミュニケーションが必須だからです。また、成果だけなく、一人では決して気付かないミスや弱点も、事前に知ることができるメリットもあります。

多くの会社を経験したことで、様々な業種や職種の人達と、今まで一緒に仕事をしてきたことは、大きな財産であり経験になっております。

おかげで、どんな人であっても、あまり苦手意識を持たずに、一緒に打ち解けて仕事をすることが出来ます。

それは業種や職種だけでなく、性別や年齢に関しても同様です。例えば、自分よりも年下の人であっても、先輩と呼ぶことや敬語を使うこと等に、抵抗やとまどい、気後れなどは全くありません。

しかし、何度か転職を重ねていることで、御社で働かせて頂くことになっても、長続きしないのではないか、と思われるかも知れません。

勝手な言い分かも知れませんが、きちんとした理由があった上で、やむなく退職し転職を重ねてきました。職務経歴書に簡単ではありますが、その理由を記載させて頂いております。それでも、何かご不明の点がありましたら、忌憚なくお尋ね頂きたいと思います。

もちろん、御社で働かせて頂く機会を得ることが出来ましたならば、誠意と責任感をもって、仕事に取り組んでいく所存です。

自己PR 書き方

自己PRを考える際は、希望企業のリサーチを合わせて行う事が大切です

就職、転職する際には筆記試験と並んで面接試験を課される事がほとんどです。むしろ筆記試験よりも面接試験を重視している企業の方が多いです。

面接試験では様々なやり取りが行われますが、十中八九自己PRを求められます。

このように就職・転職活動において重要視される自己PRですが、これの回答に百点満点というものは存在しません。

それはなぜかと言うと企業というものはそれぞれ社風というものがあり、その時々においても求める人材像が異なってくるからです。

つまり企業が採用を行う際にはどんなに立派な経歴を持っていて、素晴らしい自己PRを行なったとしても場合によっては不採用となることもあるということです。

新進気鋭の企業において、安定志向の人物は当然弾かれてしまいます。お堅い業種の企業ではスタンドプレーが得意な上昇志向の強い人物はやはり敬遠されてしまいます。

また企業が必ずしも高い管理能力を持った人物を求めているわけではなく、指示されたことを着実に行う堅実性を持った人物を求めている場合もあります。

前置きが長くなりましたが就職、転職における自己PRというのは、自分自身を客観的に見つめてそれを上手な表現で説明するということも大切なのですが、それだけでは不足で企業側がどういう社風でどういう人材を求めているかということについても事前にリサーチを行い、それを踏まえた内容のものにする必要があるということなのです。

例えばあなたが学生時代アメリカンフットボール部でキャプテンをしていてチームを率いて好成績を納めたという経験を有していると仮定して、もし就職を希望する企業が成長著しい企業であるのならば、「キャプテンとして高い目標を掲げ部員を引っ張って行った」という表現をするのが正しいでしょう。

また安定・堅実志向の企業の面接では「部員一人一人の意見を聞きながらチームワークを第一に考えながらチームを率いて行った」という答えが良いと言えます。

新卒の場合以上に転職の際の面接における自己PRでは、希望企業のリサーチが重要となって来ます。

転職の場合は当然即戦力として期待されることになり、受け入れ企業は新たな教育を行うということは念頭に置いていません。

つまり新卒の場合は多少のミスマッチは許容できても、転職の場合は明らかに社風に合わないもしくは求める人材像と異なると判断された場合は、能力的に見合っていても選考から弾かれてしまうからです。

同じ内容の経歴でもそれをどう表現するかによって、評価は変わって来ます。自己PRは相手先企業によって視点を変える事が大切と言えます。金太郎飴的な内容では好評価は得られにくいです。

こんな自己PRはNG

今回は、採用担当者にNGを出されてしまう自己PR例をご紹介しましょう。

まず、テンプレートに頼りすぎている自己PRは書類審査の時点で落とされてしまう確率が高いといえます。担当者が知りたいのはあくまで応募者自身のことなので、他人の文章を借用した自己PRでは意味がありません。

「この人は自分の頭で考えることができないのか」と思われてしまいます。特に文章を書くのが苦手な人はネットや本で見つけた例文を真似てしまいがちですが、例文は書き方を参考にする程度で内容までコピーしてはいけません。

採用担当者も毎年大勢の自己PR文を見てきているので、自分の言葉で書いている人とそうでない人を簡単に見分けることができるのです。

多少拙くてもよいのでとにかく自分の頭でしっかり考えて、あなたにしか書けない自己PRを書いてみましょう。

さらに、色々な意味に解釈できるざっくりした言葉を使うのも避けた方が良いでしょう。

例えば多くの人は自分の長所に「コミュニケーション能力」を挙げがちですが、コミュニケーション能力という言葉だけでは具体的なイメージがはっきり浮かんできません。

その言葉が表しているのは「相手の本音を引き出す能力」なのか、「相手の話を理解する能力」なのか、それとも「自分の考えを相手に的確に伝える能力」なのか、きちんと伝える必要があります。ありふれた表現に逃げず、しっかり噛み砕いて自分の言葉で説明しましょう。

その他には、抽象的な言葉に逃げている自己PRもあまり良い評価を得ることができません。

「たくさんのことを経験した」「がむしゃらに頑張った」「色々なことにチャレンジした」などと書いても、読む方はまったくイメージできません。自己PRを書く際には、なるべく固有名詞や具体的な数字を入れるように心がけましょう。

自己PRに「部活で部長をしていた」「バイトリーダーだった」など肩書を書く人は多いですが、肩書だけでは良いアピールにはなりません。

そのポジションで自分がやりたかったことや、部長・リーダの経験を通じて得られたもの等について述べなければ、他の応募者と差別化は図れません。ぜひ自分だけのエピソードを熱意を込めて語りましょう。

また、必ずしもNGではないのですが、自分の長所を述べる際に「私はこう思います」という自己評価だけだと説得力が弱くなってしまいます。

自分の意見だけでなく、周りの人からの意見が入ると客観的な評価になるので、自己PRにより説得力が増します。